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  • 執筆者の写真狛江市議会議員 辻村ともこ

令和5年度狛江市一般会計予算 討論 自由民主党 辻村ともこ

令和5年度狛江市一般会計予算 討論 辻村ともこ


 日程第 3 議案第 3号 令和5年度狛江市一般会計予算について,原案に賛成,編成替え動議に反対の立場から討論をさせていただきます。

 狛江市の令和5年度一般会計予算は、316億2,000万円、前年度比3億円、1.0%の増となり、過去2番目の予算となり、下水道事業会計を除いた特別会計の合計額は179億5,719万円であり、一般会計と合わせた市予算総額は、495億7,719万円、前年度比6億3,489万1千円、1.3%の増の規模となりました。

松原市長の本予算の編成内容は引き続きコロナウィルス感染症への配慮とともに世界的な物価高騰の影響による生活の厳しさへの配慮、人々が活気ある生き方を再開できるようまた市民同士、学校事業での交流の場を復活させるイベントの復活、フェーズフリーやデジタルトランスレーション、グリーントランスフォームフォーメーションなどの新しい取り組み、そして何より、安心安全に関する防犯カメラ設置等の市民の命と財産を守る迅速な対応は評価できるものでした。


◆狛江市のSDG‘s持続可能な自治体運営について

今回私は、狛江市議会議員3期目12年間任期最後の総括質疑に際し、持ち時間60分の約7割をつかい、サイレントディジーズ、人口減少化、超少子化社会と、スピード早く変化を続けるWEB3.0以上の世界が喫緊の課題と考え、大変重要な狛江市のSDG‘s持続可能な自治体運営をについて、未来を見据え[1] 質問をさせて頂きました。

 

まずは、財政健全化と少子化対策について、今あるものを活用し、知恵と先見性を働かせ、若者流入人口、定住人口をいかにふやし、将来人口比率を超高齢化しても、支える若者の比率を多くするか、そして担税能力のある人口を増加させる仕組みにより市民の税金や保険料負担を軽減できる施策として、「若者創業支援モデル都市」について提案し、質疑を致しました。市からのご答弁では、「必要性を感じている。狛江市の特徴的な業態たとえば映像系の企業などに声をかけ、連携できるような取組」も、創業支援の注力する分野として研究をしてみる、とのご回答を頂き、大変良い取り組み姿勢と評価を致しました。今後、市内中小企業診断士の方々の知恵を借りながら、品川区他の先進事例の研究、そして、具体的な狛江市での取り組み方法について進めて頂けますよう要望致します。


 次に、「これからのNFTの世界」理数系人材が生かされる時代について、「宇宙時代到来にむけた自治体採用、事業準備、そして教育について」、「人間としてのIdentity確立と故郷への敬愛心がロボット時代に最重要となる時代」についてということで、NFT, DAO 、web3.0、関係人口、というキーワードや先進事例を交え、デジタル田園都市国家構想を超える独自の人口獲得への取組と人間力について教育分野を含め、質疑提案をさせて頂きました。 専門家の知識も必要です。どうか、乗り遅れないよう、発想豊かに、次の時代を見据え、手を打って頂きたいとお願いをいたします。

 

 次に、「市職員の事業構築の在り方」について、「大きな土地、大学」の無い狛江市が勝つために有用かつ必要な外部提携、「国際姉妹都市提携」についてお伺いしました。

この質問群は、自治体運営の中の、時代にあった職員資質の在り方と向上、小さな面積における狛江市の代替え的な発想による企業などとの事業提携や外国との姉妹都市提携の意義効果について質疑提案をさせて頂きました。松原市長は十分に理解されており、教育部門の具体的なトンガ王国マンギシ大使とのお約束を含め、今後の展開について期待を込め注視をして参りたいと思います。

 

次に、震災時に備えた「地籍調査、電子境界画定・官民境界画定」の推進について、「地籍調査・電子境界画定・官民境界画定」重要性、必要性について、市内土地家屋調査士や測量士の方々からご意見を頂戴し、質疑提案を行わせて頂きました。

市としては人材、技術などが足りないということですが、大変重要なこととのご認識を確認させていただきました。どうか、新しい時代の地籍調査は、いつ来るかわからない災害の早期復興のためにも有効で、自分の財産を守ることが出来る安心安全、魅力あるまちづくりに有効であり、現存する地域住民の地主さんも要望のある、地籍調査の取組について進めて頂きたいと要望をいたします。


市長の考える「駅中心のまちづくりの理想」について、「ストリートピアノ、街角ピアノの常設という音楽のあるまちづくりについて」"「狛江市が何をもって選ばれる自治体になるのか」またについて おうかがいしました。

 市長からは、特に「喜多見駅狛江市側改札口復活と岩戸北まちづくりについて」すでに小田急電鉄星野社長からの提案があり、話し合いが始まっている事について発表があり、多くの市民が喜ぶ進捗が発表され、コンパクト&ネットワークを大切にする狛江市の駅を中心としたまちづくり構想の中の喜多見駅周辺まちづくりに進展があり、市長の積極的な姿勢が確認できました。大変心強いものです。繰り返しになりますが、なぜ市民が喜多見駅狛江市側改札口復活を願っているかと申しますと、喜多見駅狛江市側改札口について、喜多見駅狛江市側改札口が急になくなってしまった後、商店街は壊滅的なダメージを受け、閉店が相次ぎ、まちは、にぎわいを無くし、市民は大変困り、泣きました。そして、国本学園の800人の生徒たちは、今も、危険な道を歩き、危険な1つの改札口に集中して乗降せざるを得ない状況が今も続いている現実があります。

狛江市民は、霞が関ですと、狛江側改札口の入口から、世田谷区側の改札口に行き、ホーム後ろに歩き、また狛江市側の行政区まで歩き戻る事となり、その距離数百メートル、約5分に渡り歩くこととなり、多くの狛江市民は不便さを感じています。大型マンションの建築が止まらず、現在も岩戸北の人口は増加し、喜多見側の人口も増加しています。その分、喜多見駅ふれあい側道での、自動車と自転車、自転車と歩行者の接触事故は後を絶たず、警察、救急車を呼ぶ大事故は、この数年間、毎年起きている「異常事態」です。市長には、約1000人の地元住民の署名をした方々の思い、気持ちをご理解頂き、どうか現実の事故や不便さ、そして新しい取り組みによる駅周辺の活性化に目を向けて頂き、解決に全力を挙げて取り組み、市民の生命と身体、財産を守って頂きたいと要望を致します。


総括では市長より、「辻村委員から色々と御提案をいただきましたが、広い視野を持った子どもたちを育てることや、若者がチャレンジできる生きやすいまちなど、狛江市の将来を見据え、思いが込められた御提案だと受け止めます。持続可能な自治体経営とは少子・高齢化に伴う人口構造の変化に対応できるまちづくりを進めていくことでございますが、そのためには選ばれる自治体、また選ばれ続ける自治体になる必要がございます。基礎自治体におきましては安定した行政運営、行政サービスを継続的に行っていくことが大切ではございますが、それだけでは選ばれる自治体にはなりません。これからの時代を見据えて、戦略的に行政運営を考えていくことが持続可能な自治体経営としての大切な視点であると思っております。

」と、ご回答を頂き、今後の狛江市のSDG‘s持続可能な自治体運営への積極的な姿勢を確認できました。

 その他、12年前から提案をして参りましたフェーズフリー、近居、同居支援補助金や聴覚障がい者支援の一環として手話通訳者、要約筆記者派遣の単価増額、休日診療所デジタルレントゲンの設置、乳がんセミナーの開催他多くの提案が予算化され実現、前進していることに感謝と評価を致します。

 

最後に、市民センター中央図書館分割移転について、市民参加と協働の手続きについて、市民参加と市民協働の推進に関わる基本条例に基づいて、2020年8月の庁議で決定する前に市民参加の手続きを行うべきであったのではないか、という趣旨の意見が、共産党市議団より出され、副市長は憲法や条例を引き出し、明確に回答をされましたが、共産党議員の反応は、質問に答えていない、と断罪したやりとりがございました。


私は、参加と協働の条例は、市議会に入る前の段階で、石狩市、西東京市、和光市の市民参加条例を研究しておりました。私はこの参加と協働の条例は人口減少化の中、新しい公共の力、主体的なまちづくりへの参画という良い点もありますが、一方で、問題点として、意図をもって条例を活用しようとすると「間接民主主義を基本とする地方自治の在り方を、直接民主主義的な方向へもっていこうとする問題」もあり、議会少数派やプロ市民と言われる方々が、議会過半数の議会議員を持たなくても議会を動かすための1つの手段として活用できてしまうとの危険性もあると危惧しておりました。


本条例は、住民の信託を受け、議会での発言権を得た住民代表である議員、議会が軽んじられてしまう危険性があります。議会制民主主義をも破壊してしまう恐れがあるという懸念も指摘をされてきました。


 憲法や自治法では、間接民主主義の下では、民意とは、一義的には住民の直接選挙で選ばれた議会と首長によって体現されるべきものであると示されています。議会での議決権を行使し、自治体の団体意思を決定することは、国法に基づく議会の最も重要な権限であり、特に条例や予算決定は、自治体の活動の基本にかかわる意思決定であり、「議会の根幹的な任務」と「地方自治の法としくみ」著原田尚彦氏は書いています。


その意味でも、公募委員が、議会の権能に属する行為を批判するということは私は、明白な越権行為と言えると考えます。


 狛江市が目指しているより開かれた市民協働の本質を逸脱し、間接民主主義を破壊する政治色のある危険なイデオロギーを漂わせる市民参加条例となってはいけないと意見を述べさせて頂きます。


松原俊雄市長と市職員のコンパクトな行政の特徴を活かし、アイデアや先見性を生かし、世の中の流れに敏感にスマートに、より迅速にチャレンジを続ける姿勢が見えた事を高く評価し、自由民主党所属、辻村ともこの令和5年度狛江市一般会計予算について、今後の要望実現への期待を込めて、編成替え動議に反対、原案賛成の討論とさせて頂きます。12年間ありがとうございました。

以上

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