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執筆者の写真狛江市議会議員 辻村ともこ

栗林歯科開業10周年記念式典にて、日本の予防歯科の未来を見る

栗林歯科医院 開業10周年記念パーティに、お招き頂きました。栗林 研治先生の情熱的な活動から、200人もの若手歯科医師等が集まり、未来の歯科医療について、語りました。

参議院議員山田宏先生の講演『未来の歯科医師に向けて』では、厚生労働省より、健康を阻害する6つの要因は、1.食事、2.睡眠、3.休息、4.酒、5.タバコ、6.歯と口の健康

これらをきちんと適量、適正にしない事されており、その中で。特に口腔ケアは、国や自治体の主導で取り組む事で、未来の医療費改善に、多大に寄与すると、講演されていました。


安倍首相答弁答弁やりとりは下記に記しました。ぜひご覧ください。


その他、私も取り上げていますが2017骨太方針に、歯科保健衛生推進が明記されたことや、経済産業省、循環器基本法も歯科保健衛生推進国ケアを取り入れることと、推進を始めていたり、社会保障と安全保障が大事である事、どうしたらお金を抑制できるか、ODA で歯科医療の輸出をして欲しいなど、未来の日本のビジョンがわかるお話ばかりでした。

最後に若い日本の予防歯科を推進する若手医師の方たちに、是非国民の希望になってほしいとメッセージがなされ終わりました。


私もそうですが歯科医師でない政治家が歯科の大切さを伝えることほど、世の中に訴えかける力は強いのではないでしょうか?


これからも、日本、狛江市にて、歯科保健衛生推進が日本を救うことをしっかりと訴えていきたいと存じます。


栗林先生誠におめでとうございました。

これからもご活躍を祈念申し上げます。

どうぞよろしくお願いいたします。


■山田宏 質疑応答

2017年6月5日の決算委員会より抜粋

動画 https://www.yamadahiroshi.com/pickup19.html


○山田宏委員

それでは次に、ちょっと趣向を変えまして、今度、決算の中での医療、健康の問題についてお聞きをしておきたいと思います。

 まず、総理、総理は定期的に歯医者さん行かれますか、歯が痛くなって行かれますか、どっちでしょう。


○内閣総理大臣(安倍晋三君)

 基本的には歯が痛くなってから行くんですが、最近は痛くなる回数が多いものですから、定期的に近くなっております。


○山田(宏)委員

 駄目なんですよね、それじゃ。歯が痛くなくても、もう総理ぐらいのお年になれば、私も大体、ちょっと近いんですけれども、定期的に痛くなくても歯医者に行って健診受けて、なるべく早く歯周病等を治す必要があると思うんですが。

 これ見てください。


これは香川県の調査ですが、香川県の調査によると、歯科健診をやっている人とやっていない人、年間医療費が十万円、歯科健診をやっている人は少ないんです。どういう意味かというと、病気にならない。残存歯数と診療費の関係を見ても、歯がたくさん残っている人の方が医者にかからない。そして、歯周病の程度と診療費の問題も、歯周病が重度になればなるほど医者にかかる回数が、歯医者じゃないですよ、医師に、病気になっちゃう。

 次のパネル出してください。


 今のは香川県ですけど、今度はデンソーという会社です、デンソー、刈谷にある。このデンソーという会社も、五万何千人の被保険者の方の記録ですけれども、歯科健診を実施している事業所と実施していないところ、こう見ると、実施しているのは左側の上ですね、これは実施すると医療費、ブルーの部分です、医療費は下がっちゃうんです、歯科健診を実施すると。していないと、その右側の図です、医療費が上がっちゃうんです、これも同じ傾向にあります。そして、歯周病の有無によって、医療費は歯周病がある方が高いんです、病気になるんです。

 私は、もうここまで来ているんですから、こういった口の中の健康と体の病気とが直結しているということを、厚労大臣、認識されているでしょうか。


○国務大臣(塩崎恭久君)

 御指摘のとおり、残存している歯の本数が多いほど医療費が低い、あるいは歯周病がない人は歯周病がある人に比べると年間医療費が低いといった、そういうことを今御報告いただきましたけれども、口腔の健康は全身の健康につながると、こういう重要なものだというふうに認識をしております。

 私どもとしても、厚労省、昨年度、口腔の健康状態と歯科医療費や医療費の関係について、様々な医療関係団体の企業やあるいは企業の健康保険組合などが実施をしたこれまでの成果や知見の整理、分析を行おうと思っていますし、それから今年度は定期的に歯のケアや保健指導などを受けた場合の医療費への影響についても調査研究を行う、こういう予定にしているところでございます。


○山田(宏)委員

 さすがですね。やっていただきたいと思いますが。

 やはりこれから二〇二五年、午前中の質疑にもございました、白須賀委員がやっておられましたけれども、団塊の世代のたくさんの方々がみんな後期高齢者になる。そうすると、ばあんと医療費が上がる、一人当たりの医療費、六十五から七十五歳の方は年間にすると、平均すると大体五十五万円。ところが、七十五歳以上になると九十万円超えるんです。つまり、もうそれだけたくさん医療費掛かってくる。なるべくかからなくてもいい病気にかからないようにする。かかっても重くならないようにする、これは口の中なんです。なぜ口の中。

 これは、私も杉並区長時代分からなかったんだけれども、国保財政を何とか良くしようと思って、みんな健康になってもらいたいと思って歯に力を入れたんです。小学校四十七校のうち七校に洗面台を、ピンクとか緑の洗面台を付けて、そこでブラッシング指導してもらった。そうしたら、そうじゃない学校と、そのブラッシング指導をしている学校、インフルエンザの罹患率ががあんと違った。洗面台を付けてやっているところは翌年インフルエンザの学級閉鎖率四五%、付けていないところは七九%ですから、明確な差なんですね。口の中をちょこっとやるだけで病気にならない。インフルエンザになったらすごい医療費掛かりますから。

 私は、こういったことをやっていくことがこれから国の健康政策の柱になるべきだと思うんです。

 杉並でもやりましたよ。だから、健診やっている人は早めに見付かって行くんです。口の中、歯周病になったら、口の中だけじゃない、歯医者だけじゃないんです。ここは体が血管でつながっていますから、口は栄養も入ってくるけど、毒もばい菌もみんな入ってくるんです、ここから。だから、ここの中、炎症起こすと、血管で全部体へつながっているから、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、肺炎、さらにはがんのリスクまで上がる。体中関係しているんです。これが分かってきているわけです。

 だから、これからやはり健康政策を柱にして本当に健康でいられる人を増やす、そして、これから医療費が上がってくるわけだから、この医療費が上がってくるのを、本当に健康な人を増やして、そしてその部分本当に必要な人に医療費を回していく以外私は、この難しい社会保障の医療費を乗り越えていく、サービスカットなくして乗り越えていく方法ないと私は思うんです。

 総理、歯医者さんは、何もなくても、お忙しいと思うけど行っていただいて、これからさらに憲法改正、あといろいろあるわけですから、健康を気を付けていただきたいと、こういうふうに私は思っております。

 そこで、自民党もこのことに気付いて、二〇一〇年からJ―ファイルという公約の前の検討事項を並べている。この中に、毎回、J―ファイルに健診、歯の健診を広げようと。今高校生までなんです、義務は、それ以上は任意なんです。これを全国民に広げていく、全年代に広げていこうということで、特定健診に歯科健診を導入しよう、労働者の一般健診ですね、会社でいろいろ健診あります、その健診の中にも歯の健診も入れようと、こういうことを書いてきたんです。

 もうそろそろ、二〇二五年の壁を乗り越えていくためには、口の中の健康を重視していくためにこういった全年齢にわたって健診をやっていく、歯の健診をやっていく、こういったことに公約どおり一歩踏み出すべきじゃないかと思うんですね。

 今回骨子が決まった経済財政諮問会議のこの中にもこのことについて触れています。初めてです。

 ですから、いつやるんですかって、今でしょうという話ですよ。

 是非、この大事な時期に、歯科の、歯が痛いだけじゃない、口の中をきれいにしていけば病気にならないんだから、このことに健康政策の柱にしていくべきだと考えておりますが、総理の御所見を伺いたいと思います。

○内閣総理大臣(安倍晋三君)


 ただいま山田宏議員のお話を伺っていて、私も定期的に歯の健診をしなければならないという思いを強くしたところでございますが。

 特定健診、いわゆるメタボ健診では、来年度から新たに問診の際の質問票に歯科に関する項目を加え、歯の状態に問題がある場合は歯科受診につなげることとしているところでございますが、政府としては、これまでも八〇二〇運動などを通じ、歯科保健を推進してきています。引き続き、歯の健康づくりを通じて健康で長生きできる社会の実現に努めてまいりたいと思いますし、先般は経済財政諮問会議でも議論がありました。医療費の適正化等々の中において、伸びていく医療費を抑えていく上においても予防という観点が極めて重要であると、このように認識をしております。

○山田(宏)委員


 いや、総理がそうやって認識を深めていただいただけで、やはり今回こうやって質問に立ったかいがありますよ

以上


東京都狛江市議会議員

自由民主党 3期目チャレンジ!

辻村ともこ


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