辻村ともこは、「議員定数1名削減」と「議員報酬全体額の削減」、「議会機能強化」について、平成28年度第4回定例会で議員提出議案を出しました。結果は否決されましたが、下記の理由をもって、引き続き、議員定数削減を提言して参ります。
「議員定数1名削減」について
平成29年4月改選以降下記の提案を致しました。
【議員定数】22人→21人 に減らす
提案理由1.全国市議会議長会データ 5~10万人人口議員数の平均21.1人。現在の22名ではなく、1名減らして、21人は妥当人数。
提案理由2 H25年6月都議選以降21名で1年10か月間大きな問題無く運営が出来ていた事。
「議員報酬全体額の削減」、「議会機能強化」について
【議員報酬の条例の一部改正】現在より議員報酬全体予算削減+議会機能強化案
詳細:1名削減し議員報酬予算約800万円削減。議員一人当たりの報酬額は平成27年3月水準に戻す。合計すると、90.5万円減額の提案。
さらに、議員削減し余剰した金額で、議員・議会の質の向上に繋がる地方議会法制局制定に向け、まずは法務担当者を置く事まで含め提案
提案理由1 報酬審議会の答申より、議員定数と議員報酬を一体として考え、議員報酬全体の削減の必要があるとの提言 及び 第9回市民アンケートの議員定数削減への意見が8割に達している。
提案理由2 議員の成り手不足が全国的な問題となる中で、議員の質の確保の観点が重要。むやみやたらな議員報酬削減では、良い人材は集まらない。
提案理由3 市役所と議会の二元代表制の元に、対等な関係構築が必要な特別職である市管理職と議員の報酬格差が顕著であり、その是正の必要性がある。
提案理由4 議会の質の向上、議会機能強化など市民要望に対し、具体的に取り組む必要がある。結果、上記案は、残念ながら反対多数により否決されましたが、引き続き、辻村ともこは、「議員定数削減」に向けて、推進をして参ります。
◆辻村ともこ 議会活動
議員定数削減 議会提案 (一部抜粋)
議員提出議案第10号「狛江市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」
議員提出議案第11号「狛江市議会議員報酬条例及び議員費用弁償の一部を改正する条例の制定について」
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<狛江市議会議員定数条例の一部を改正する条例>
狛江市議会議員定数条例の一部を改正する条例(平成14年条例第38号)の一部を次のように改正する。
第2条中「22人」を「21人」に改める。
付 則
この条例は,公布の日以降初めてその期日を告示される一般選挙から施行する。
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<狛江市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例>
狛江市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例(昭和34年条例第13号)を次のように改正する。
別表第1中「100分の300」を「100分の240」に改める。
付 則
1 この条例は,平成29年4月1日から施行する。
2 この条例は,施行の日以後に行う狛江市議会議員の選挙により選出された議員の任期が開始する日の前日限り,その効力を失う。
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以上が提案内容となります。
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提案理由にきましては、平成26年11月21日「狛江市議会議員の報酬の額並びに市長等特別職の給料の額は、現行の額で適正であるか」について意見を求める旨、狛江市特別職報酬等審議会が、狛江市長より諮問され、「市議会議員については、狛江市を取り巻く厳しい財政状況を真摯にとらえ、市民の目に留まりにくい年間の総支給額を、民間との較差や他市等の均衡を踏まえながら決定していく必要がある」と、議員報酬は年間の総支給額を総合的な観点からとらえる事が肝要であるとの主旨の発言がありました。まさに、議員定数と報酬を一体で考える必要性が示されていると考えました。
また、第9回市民意識調査におきましても議員報酬より議員定数削減の必要性を取り上げている意見は、16名中13名と大半を占め,議員全体で重く受けとめる必要があることは明白であります。
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そこで、今回議員定数の適正な人数について、1名減の21名とする案をご提案させて頂きます。
その理由を、以下のように申し述べます。
理由1.本年10月24日全議員が受講した明治大学名誉教授中邨章氏の講義における「議員定数と報酬」についての講義の中の指摘として、多摩26市における類団5万人から10万人の人口における議員数の平均が21.1人であり、人口8万人の狛江市においては、議員数21名という人数が妥当だと判断出来る事。
理由2.平成25年6月23日執行 第18回東京都議会議員選挙以降21名の議員体制のまま平成27年4月23日執行 第18回全国統一地方選挙までの1年10か月間、全国市議会フォーラムでも推奨される1つの委員会定数6~7名を保ちつつ、議会運営が行われ、その間、特に1名減の状態が起因する大きな問題は無く、十分に多様な意見を尊重しながら運営が出来ていた事。
以上2点を踏まえ、議員定数を21名とする提案理由と致します。
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また、議員報酬の条例の一部改正に関しましては、以下の通り理由を申し述べます。
理由1 報酬審議会の答申より、議員定数と議員報酬を一体として考え、議員報酬全体の削減の必要があるとの提言や第9回市民アンケートの議員定数削減への意見を重く受け止めた。
理由2 議員の成り手不足が全国的な問題となる中で、議員の質の確保の観点が狛江市においても大変重要であり、その解決策として、明治大学名誉教授中邨章氏の講義での、「議員一人当たりの報酬は下げ過ぎない方が良い。むしろ上げても質の高い人材を確保できる環境作りが大切だ」という提言が全国に広まりつつあり、狛江市議会でも取り入れる必要があると判断した。
理由3 市役所と議会の二元代表制の元に、対等な関係構築が必要な特別職である市管理職と議員の報酬格差が顕著であり、その是正の必要性がある事。
理由4 議員定数を削減し、議員報酬削減分を、議会機能強化の為に使用する事で、市民の議会の質の向上、議会機能強化などへの要望に対し、具体的に取り組む必要がある事。
例えば、地方議会法制担当の配置を目標に、まずは、議会事務局の法務担当能力開発に向け
て研修及び人員配置の検討を行う事で、議員の質の向上に資する提案をご提案申し上げます。
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よって、本提案は、多くの市民の声に応じ、議員定数削減および、全体の議員報酬削減、そして、議員とそれを支える議会事務局の質の向上へつながる議会強化に資する具体策を盛り込んでおり、市民の付託に応えるものとして、理解を得られる提案であると考えております。
未来の市民の幸せを見据え狛江市議会の自己変革の一歩と成り得る本提案につきまして、皆様のご賛同をどうぞよろしくお願い申し上げます。
以上
~全力投球しています!~
東京都狛江市議会議員
自由民主党3期目チャレンジ
辻村ともこ
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